COLUMN
コラム
オーストラリアを選んだ理由は?
留学先を選ぶ上で外せないポイントがありました。エージェントからはニュージーランド、オーストラリア、カナダの3つの選択肢を提示されましたが、ニュージーランドは自然のイメージが強く、私の希望とは少し違いました。
私は寒いのが苦手で、できれば都会的な環境で過ごしたいと思っていました。その希望に合っていたのがオーストラリアだったのです。そして「暖かくて晴れの日が多い」「都会で落ち着いて勉強できる」という条件にぴったりだったのがブリスベン。
高1の7月に渡豪し、「いつかは留学するんだろうな」という漠然とした思いが現実になりました。実は兄もニュージーランドに行く予定でしたが、コロナで叶わなかったため、兄の分まで頑張ってくるぞと思って留学を開始しました。
留学して感じたオーストラリアの魅力
人々がとても明るく、フレンドリーで、前向きなエネルギーにあふれています。その雰囲気のおかげで、私自身もポジティブ思考になり、自己肯定感がぐんぐん上がりました。
ブリスベンは人が本当に優しく、心配していたほど英語のなまりも感じません。少し足を伸ばせばゴールドコーストがあり、海や街、自然と都市が絶妙に融合した環境が魅力です。
短期留学や毎日海に行きたい人にはゴールドコーストがおすすめですが、落ち着いて卒業を目指すならブリスベンがぴったりです。
海外生活で一番大変だったこと
これまでに3つのホストファミリーを経験しました。最初のホストファミリー宅では愛情をあまり感じられませんでした。家族間のトラブルも多く、送り迎えにも追加料金を請求され、1年間我慢して過ごしました。
2つ目のホストは本当に親切で居心地が良かったのですが、家族の事情で滞在が継続できませんでした。
今いる3つめのホストは犬がいて、心地よい環境で過ごせています。
現地での友達作り:最初のチャンスを逃さない!勇気を出して一歩踏み出す
来た当初は日本人留学生が多く、留学生たちは同じ国の仲間と固まりがちでした。
私はできるだけ現地の友達を作るよう意識しました。登校初日に仲良くなったのはソロモン諸島出身の子。その子をきっかけに友達の輪がどんどん広がりました。
現地の人は留学生にも積極的に声をかけてくれます。大事なのは「最初のチャンスを逃さないこと」。話しかけられたら笑顔で、自信を持って答えることを心がけました。




“完璧じゃなくていい”——英語を学ぶきっかけは好奇心から
父の影響で幼い頃からディズニーチャンネルを観て育ち、英語や海外文化は自然と身近に感じていました。親も「やりたいなら挑戦してみれば」と自由に送り出してくれたことに感謝しています。
勉強もリラックスも自分次第。放課後の時間が自分を育てる
日本のような部活動はなく、バレーボールなど一部の競技は専用コースがありますが、途中参加は難しいです。
10年生の頃は友達とシティやフードコートで過ごすことが多く、11年生からは放課後は毎日図書館で勉強するようになりました。
「学ぶって楽しい!」自分の興味を追求できる自由なカリキュラム
オーストラリアでは科目選択が自由で、自分の興味に沿った学びができます。オーストラリアに来て、特に数学が好きになり、年1回のアセスメント(文章題を自分の論理で解く課題)にもやりがいを感じています。
こちらに来てから勉強が楽しくなり、卒業まで頑張りたいという気持ちが強くなりました。
家族の支えが、挑戦を続ける力に
オーストラリアは4ターム制で、10週間学校があり、2週間休暇というサイクルを3回繰り返し、ターム4の後、長い夏休みに入ります。
私は、毎学期の2週間休みには日本に帰国するようにしています。実はそれが私にとって大きなエネルギーチャージになっています。もし帰国できない時は親がオーストラリアに来てくれ、常に精神的な支えになってくれています。
私が10週間集中して頑張れるのは、この「帰国」という区切りがあるからこそだと思います。
家族のサポートが、私の留学生活を支えてくれています。
卒業後の進路:日本か、オーストラリアか。迷いながらも見えてきた自分の道
最終学年になり、進路を考える時期にきています。
オーストラリアで「学びの楽しさ」を知ったので、オーストラリアの大学にも興味がありますが、学費や生活費が高額なのでどうしようかなと思っています。なので日本での大学進学も視野に入れています。
親は「やりたいことが決まっていないなら日本で」とアドバイスしてくれていますが、最終的な決断は尊重してくれる方針です。

イプスウィッチ・ガールズ・グラマースクール
- 国(地域)
- オーストラリア
- 学校の種類
- 女子校
- 留学の種類
- ジュニア留学、高校留学
- 学校の規模
- 1000人以上
- 滞在方法
- ホームステイ
- 学費+寮費
- 30,000以下

セイント・スティーブンズ・カレッジ
- 国(地域)
- オーストラリア
- 学校の種類
- 共学
- 留学の種類
- ジュニア留学、未就学児、高校留学、親子留学
- 学校の規模
- 1000人以上
- 滞在方法
- ホームステイ
- 学費+寮費
- 50,001~60,000ドル

セント・ポールズスクール
- 国(地域)
- オーストラリア
- 学校の種類
- 共学
- 留学の種類
- ジュニア留学、高校留学
- 学校の規模
- 1000人以上
- 滞在方法
- ホームステイ
- 学費+寮費
- 50,001~60,000ドル

セントローレンスカレッジ
- 国(地域)
- オーストラリア
- 学校の種類
- 男子校
- 留学の種類
- ジュニア留学、高校留学
- 学校の規模
- 1000人以上
- 滞在方法
- ホームステイ
- 学費+寮費
- 30,000以下

リンディスファーン・アングリカン・グラマースクール
- 国(地域)
- オーストラリア
- 学校の種類
- 共学
- 留学の種類
- ジュニア留学、高校留学
- 学校の規模
- 1000人以上
- 滞在方法
- ホームステイ
- 学費+寮費
- 30,000以下








