"左利き"とか"犬を飼っている"などの特徴が書かれた紙を使って、その特徴にあう友達を見つけていくゲームをしたり、文法の時間もありました。
授業ではすぐ使えるフレーズを教えてもらい、実際にそのフレーズを使ってみたら、単語やフレーズが記憶に残りやすかったです。遠足に行く前には、お店の人に「これください」とか聞く言い方や、お土産屋さんに売っているものの言い回しについて授業で教えてもらいました。

中国人の参加者が多くて、日本人、フランス、ロシア、イタリア、ドイツ、アメリカ、イギリス人とたくさんの国籍の人がいました。１５歳とか１６歳の子が多かったです。僕は１２歳でしたが、仲良くしてくれたのは１５歳、１６歳のイタリア人とドイツ人の人でした。寮が一緒だった人とはよく遊びました。ロシア人の１４歳の子の部屋にいって、ポップコーン食べたり。楽しかったです。

僕は１人部屋で生活していたのですが、２人部屋は楽しそうだなって思っていました。

サマースクールに行くまで、英語の勉強は１年くらいしていました。英語はだいたい身振り手振りで、いろんな国籍の子と会話ができました。なんとかなりました。分からない時は調べたりして、友達に話しかけていました。自分が実際に使った単語やフレーズは今でも忘れないです。「それ僕にもちょうだい」ってフレーズは、Can I have one?　生きた英語をたくさん学んできました。

友だちとラグビーボールでキャッチボールしたり、バレーボールもしました。
ピアノを弾いている人がいたので、それを聞いたり、みんなでビリヤードも。他の人のドアをノックして逃げるという遊びもしました。楽しかったです。

行く前は不安だったり、相手が言っていることが何も分からなかったら、どうしようと思っていました。でも実際行ってみたら、案外理解できたし、参加している生徒たちも良い人がたくさんいて、とても楽しかった。
仲良くなった人とはもっと話したかったなーって思いました。表面的ではなくて、具体的なことまで話せるような英語力が欲しいと思いました。

同じ寮のフランス人の子とは、思い出があります。ちょうどサマースクールに参加していたのがオリンピックの時期。もうすぐディスコパーティが始まるという時間で、行かなくてはいけなかったんです。ぎりぎりまでその子と一緒に決勝戦を見ていました。彼はフランス人なのでフランスを応援していて、あと残り１０分というところで行かなければいけなかったのです。試合は３－１で負けていて・・・。

でも、試合は移動先で引き続き一緒に見ることができました。残り10分でフランスも頑張って点を入れて接戦になった時は盛り上がりました。最後はスペインに得点決められて負けちゃったんだけど、フランス人の子とサッカーの話で盛り上がったのがすごく良い思い出です。

寮が違った生徒とも、サッカーで仲良くなれました。ある日、寮同士の対決イベントがありました。試合が終わった後、仲良くなった人から「うまかったねー」と褒めてもらったり、僕も「うまかったね」と褒めてあげたり、サッカーをやっていたおかげで友達がたくさん増えたのも嬉しかったです。

遠足はケンブリッジが一番楽しかった。観光名所をグループに分かれて、自由行動ができたのも良かったし、みんなでカヌーにのって、川からいろんな景色もみることができました。ロンドン観光もビッグベンや赤い制服をきた衛兵さんも見ることができて良かったです。

何気ない話ができるくらい英語力をあげていきたいなと思います。

帰国し再会した息子の第一声は「すごく楽しかった！もう少しイギリスにいたかった！」でした。英語の授業・アクティビティ・夜のイベント・excursionと、バランスよく組み立てられたカリキュラムで、息子は楽しく英語に触れ、吸収できたようです。アジアだけでなく、欧州からの参加者が多く、様々なバックグラウンドを持つ友達から、良い刺激を受けられたと思います。
寮の環境も良く、毎晩、ベッドの掃除が入ったり、シャワー室が沢山あり、清潔に快適に過ごせ　たとのことでした。そして帰国後、学校からレポートが届き、嬉しいサプライズでした。寮の方・英語授業の先生・アティビティの先生（息子はfootballアカデミーを選択）がそれぞれ、息子がどう過ごし、先生が、そしてまわりがどう感じたかをレポートしてくださいました。息子曰く、参加者が200人以上いたとのことでしたが、きめ細やかなサポートと観察眼を持って迎え入れてくださったことに、感謝致します。

サマースクール選びや、出発前のオリエンテーションをzoomで丁寧に対応していただきました。オリエンテーションは息子も参加し、山田さんのお話を聞きながら疑問をなくしていけたようです。今回はじめて息子をサマースクールに送り出すにあたり、両親ともども留学経験がない中での不安は相当なものでしたが、送り出すときにはそうした不安はなく、「思い切り、楽しんでいらっしゃい！」と背中を押すことができました。