留学カウンセラー BeyondVision

COLUMN

【サマースクール体験談2026】世界中の仲間と本気で学んだ2週間

Immerse Education/ イギリス /国際関係論/ 高2/17歳

海外大学への思いがさらに強くなったサマースクール

今回のサマースクールは、想像していた以上に刺激の多い2週間でした。

昨年もイギリスのサマースクールに参加しましたが、今回は街の中心部に近く、自由度も高かったので、より海外で生活している感覚がありました。

授業のレベルも高く、世界中から集まった生徒たちと一緒に学び、生活する中で、日本にいたら経験できないことをたくさん経験しました。

最初は「2週間では短すぎるかな」と思っていましたが、実際に過ごしてみると、授業だけでなく日常生活もしっかり経験することができ、とても濃い2週間になりました。それでも終わってみると、本当にあっという間でした。

「自分は英語ができる」と思っていたけれど……

参加してまず驚いたのは、周りの生徒たちの英語力の高さです。

自分では英語ができる方だと思っていましたが、実際に参加してみると、「自分の英語力でも、まだ十分に話せないんだ」と感じる場面がありました。

特に授業では、内容を英語で理解するだけでなく、その場で質問したり、自分の考えを伝えたりする力が求められます。

世界中から英語力の高い生徒が集まる環境に入ったことで、自分の現在の英語力を改めて知ることができたのも、大きな経験だったと思います。

講義を聞くだけでは終わらない、インタラクティブな授業

今回受講した中で、特に印象に残っているのが国際関係論です。

1週目は先生の講義を聞くことが中心でした。内容のレベルも高く、最初は理解するのが難しいと感じることもありました。

授業では先生のスライドを見ながら、パソコンでメモを取ります。分からないことやもっと知りたいことがあれば、その場で調べたり、質問したりします。

講義中心ではありますが、疑問が浮かんだらすぐに質問でき、自分の考えをアウトプットしながら授業に参加していく、とてもインタラクティブな雰囲気でした。

ただ先生の話を聞いて終わるのではなく、自分から学びにいく姿勢が求められるところが、日本で受けてきた授業とは違うと感じました。

先生が止めに入るほど白熱した「模擬国連」

2週目には、国際関係論のクラスで模擬国連を行いました。

森林破壊や環境問題、レアアースの採掘など、実際の国際社会が抱える課題について、それぞれが担当する国や地域の立場から意見を主張します。

僕はEU代表を担当し、レアアースの多くを中国からの輸入に頼ることによる影響などについて考えました。

クラスには模擬国連に慣れている生徒もいて、議論は想像以上に本格的でした。

それぞれが自分の担当する国の立場になりきって主張するので、議論が激しくなり、先生が止めに入るほど白熱することもありました。

授業が終わって食事の時間になっても、まだその熱気が残っているくらい、みんな本気でした。

日本ではなかなか経験したことのない授業で、世界の生徒たちが自分の意見を持ち、それを英語でぶつけ合う姿にとても刺激を受けました。

日本人はたった2人。世界中に友達ができた

参加者は本当に国際色豊かでした。

ブラジル、ドイツ、クロアチア、ギリシャ、ルクセンブルク、スペイン、モロッコ、ブルガリア、香港、タイ、オーストリアなど、さまざまな国や地域から生徒が集まっていました。日本人は2人だけでした。

特にブルガリアやモロッコの友達とは仲良くなり、一緒に食事をしたり、イスラム教について教えてもらったりしました。日本にいたら、なかなか知ることのできない文化や考え方に触れる毎日でした。

単に「外国人の友達ができた」というだけではなく、友達との何気ない会話の中から、宗教や文化、考え方など、自分が知らなかったことをたくさん知ることができました。

「普通」が国によって全然違うことも面白かった

海外の友達と一緒に生活していると、日本で自分が「普通」だと思っていたことが、他の国ではまったく違うことにも気づきました。

物事の考え方や人との接し方、大人っぽさに対する感覚など、国や文化によって価値観が違います。

時には相手の考えが理解できなかったり、外国人の友達と意見がぶつかったりしたこともありました。外国人の友達と本気でぶつかったのも、今回が初めてでした。

でも、今振り返ると、それも含めて貴重な経験だったと思います。

英語を学ぶだけではなく、実際にいろいろな国の人たちと生活するからこそ分かる文化や価値観の違いがあり、それを肌で感じられたことも今回のサマースクールの面白さでした。

1人部屋の寮生活。放課後も自由度の高い環境

寮は1人部屋で、生活面で不便を感じることはほとんどありませんでした。

街の中心部に近く、周辺には食事ができる場所も充実していたので、ブルガリアやモロッコの友達などと外へ食事に行くこともありました。

授業以外にも毎日のイブニングアクティビティがあり、金曜日には「ブラックタイナイト」もありました。チップを使ったカジノ風のゲームなど、普段とは違った雰囲気を楽しみました。

最終日は修了証を受け取ったあと、みんなでフォーマルディナーへ。コース料理を食べながら、2週間を一緒に過ごした仲間たちとの最後の時間を楽しみました。

授業だけではなく、こうした日常の時間も含めて、海外の友達との思い出がたくさんできました。

国際関係論だけじゃない。心理学や文化人類学も面白かった

国際関係論以外にも、心理学や文化人類学など、いろいろな分野に触れられたことも面白かったです。

特に心理学では、授業を受けながら「自分が今まで何となく考えていたことって、心理学だったんだ」と気づくことがありました。

文化人類学も面白く、もっといろいろな分野を学んでみたいと思うようになりました。

まだ将来何を専門にしたいのかが完全に決まっていなくても、こうしたサマースクールで普段の学校では触れる機会の少ない学問を経験することで、「自分はこんなことに興味があるんだ」と気づくことができます。

将来の進路を考えるうえでも、とても良い経験になりました。

「海外大学に行きたい」と改めて思った

僕は現在高校2年生で、将来は海外大学への進学を考えています。

2歳から6歳までシンガポールに住んでいましたが、その後は中学受験などもあり、6年間ほど英語から離れていました。

中学2年生でマレーシアのサマーキャンプに参加した時は、英語を話すこと自体を恥ずかしいと思っていました。でも、そこで英語を話すことへの恥ずかしさがなくなりました。

さらに昨年イギリスへ行ったことで、少しずつ英語を英語のまま考えられるようになり、自分の視野も広がっていきました。

海外大学を意識するようなプログラムにも参加し、「海外の大学に行きたい」という気持ちがちょうど高まっていたところで、今回のサマースクールに参加しました。

そして今回、英語力の高い世界中の生徒と一緒に学び、さまざまな考え方に触れたことで、「やっぱり自分は海外の大学に行きたい」という気持ちを改めて確認することができました。努力したら行けるかもしれない。だったらトライしてみたい。今回の2週間は、そんな思いをさらに強くしてくれました。

発音を気にして話さないのは、もったいない

これから海外のサマースクールに参加する人には、英語の発音を気にしすぎないでほしいです。

世界中から生徒が集まっているので、英語がとても上手でも、それぞれの国のアクセントで話している人はたくさんいます。だから、発音を気にして話さないのはもったいないと思います。

完璧な英語を話そうとするより、まず自分から話してみることの方が大切です。

「違い」も全部、新しい経験だと思って楽しんでほしい

海外は、日本と同じではありません。

文化も価値観も違いますし、日本では普通ではないと感じることに出会うこともあります。でも、頭を固くせずに、「これも新しい経験」と考えて、まずやってみる。そうすると、自分の世界がどんどん広がっていくと思います。

授業で学んだこと、世界中の友達ができたこと、文化の違いに驚いたこと、時には意見がぶつかったこと。
そのすべてが、自分にとってプラスの経験になりました。

英語を学ぶだけではなく、世界の人たちと一緒に考え、自分の意見を伝え、そして自分の将来についても考えることができた、とても濃い2週間でした。


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