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COLUMN

【現地校留学体験談】多国籍の友達と出会う中で、自分の強みも見つけたニュージーランド5週間

Glenfield College/ NZ /5週間/高1/15歳

初めての長期留学。最初の1週間は友達づくりに苦戦

今回、ニュージーランドのグレンフィールド・カレッジに5週間留学しました。出発前は直前まで忙しく、あまり不安を感じる暇もありませんでした。これまでこれほど長く海外で生活したことがなかったので、「何が大変なのかも、行ってみないと分からない」という気持ちだったと思います。

実際に到着してみて、一番難しかったのは友達を作ることでした。ニュージーランドの学校では授業ごとに教室やクラスメイトが変わるため、日本の学校のように毎日同じクラスで過ごすわけではありません。そのため、最初の1週間くらいは特定の友達を作るのが意外と難しかったです。

英語の授業などをきっかけに留学生の友達は少しずつできましたが、現地の生徒の中に入っていくのには時間がかかりました。

日本とは違う「自分で考える」授業

授業については、日本との違いをかなり感じました。ニュージーランドでは6科目(History, Science, Drama, Math, English, Hospitality)を学び、日本のようにたくさんの内容を詰め込むというより、自分で調べたり考えたりする時間が多かったです。

歴史では、ニュージーランドの先住民差別と南アフリカのアパルトヘイトを絡めた難しいテーマを取り扱いましたが、細かい知識というより、日本で言う「探究学習」のような雰囲気があり、自主性が重視されていました。

英文学の授業では、小説を論理的に分析し、それを自分の言葉で400ワード程度にまとめる課題もありました。邦題『詩人になりたいわたしX』という本でしたが、ポエトリースラムというニューヨークカルチャーがテーマだったことや日本では習わない構造分析など、ハードルは高かったです。でも、留学生用の英語クラスではなくチャレンジできたことは、自信につながりました。

先生が最初からすべて答えを教えてくれるというより、自分で調べ、考えて進めていく授業が多かったのも印象的でした。

座学だけではなく、料理や演劇も授業に

ニュージーランドでは、机に座って勉強するだけでなく、料理や演劇など、実際に体験しながら学ぶ科目が普通に学校の授業として組み込まれています。

理系科目については日本と大きく違わない部分もありましたが、全体的には「自分で学ぶ」という姿勢を重視しているように感じました。

英語そのものには、それほど苦労しなかった

英語については、思っていたほど苦労しませんでした。

実際に生活してみて、「自分の持つ表現や語彙だけでも、コミュニケーション可能だな」と感じることができました。学校にはフィリピン、タイ、中国、ドイツ、南アフリカなど、さまざまな国や地域から来た生徒がいて、英語を第一言語としない生徒もたくさんいました。

そのため、「完璧な英語を話さなければならない」という雰囲気ではありませんでした。
むしろ今回感じたのは、日本で勉強する“受験英語”と、実際に友達同士で使う英語はかなり違うということです。文法的に正しい文章を作るだけではなく、友達同士で使う自然な言葉やカジュアルな言い回しがあります。それを実際の生活の中で肌で感じることができたのは、留学して良かったことの一つです。

日本人が少ない、多国籍な学校生活

グレンフィールド・カレッジには、本当にいろいろなバックグラウンドの生徒がいました。日本の学校では受験もあったので、学力も似ていて、考え方や将来の進学に対する考え方などが似ている生徒が集まることが多いですが、今回留学した学校は公立校だったこともあり、文化も国籍も考え方も違う生徒がたくさんいたのが良かったです。

日本人留学生は3人くらいで、それほど多くありませんでした。最初の頃は日本語をほとんど話さず、できるだけ海外の生徒と過ごすようにしていました。中国人の友達とバドミントンをしたり、フィリピン人の友達と一緒にご飯を食べに行ったり、学校の外でも交流するようになりました。

中国語が友達づくりのきっかけに

今回特に良かったと思うのは、中国人の生徒と仲良くなれたことです。実は以前、アメリカのサマースクールに行った時に中国人の友達ができたことをきっかけに、中国語を勉強し始めました。

日本の学校でも中国語を選択し、約2年間勉強してきました。この学校には中国人の生徒が多かったため、これまで勉強してきた中国語を実際のコミュニケーション手段として、距離が縮まっていくのを感じました。

最初に自分から話しかけたのも中国人の生徒で、その友達とは最後まで仲良くしていました。日本でも日本語できる外国人に親近感がわくように、中国語を使える外国人の自分に好感を持ってくれているのがよくわかり、とてもうれしかったです。英語を学びに行ったニュージーランドで、中国語をさらに磨くことができたのは予想外でした。

グローバルでは、英語が最も大事な外国語ではありますが、もう一言語を勉強し続けたことも海外に出たときの強みになると気が付けたのも、今回の留学の大きな収穫でした。

放課後や週末は、自分たちでニュージーランドを探索

自由時間には、友達と出かけたり、自分で行きたい場所を調べて出かけたりしました。放課後にグレンフィールドのショッピングモール、ワンツリーヒル、動物園へ行ったりしました。バスや電車はわかりやすく、移動に苦労はしませんでした。

フェリーで1時間以上かけて、ティリティリ・マタンギ島にも行き、島では鳥を見ながら過ごしました。ホストファミリーにすべて連れて行ってもらうというより、自分で「ここに行きたい」と考えて行動することが多かったです。

自分の好きな場所に行けたので、それも楽しかったです。ただ、滞在した時期は例年より寒かったようで、週末に雨の日も多く、もう少し天気が良ければ、もっといろいろな場所へ出かけたかったなと思います。

自立した生活スタイルだったホストファミリー

家族全員がいつも一緒に過ごしたり、毎日みんなで食卓を囲んだりするというより、それぞれが自分の部屋で過ごすことも多く、かなり自立した生活スタイルでした。
でも決して関係が悪かったわけではなく、みんなそれぞれ忙しく生活しているという感じでした。

最後の週にはドライブにも連れて行ってくれて、帰国前には日本食のレストランでお別れディナーをしたりしてくれました。とても心の優しいホストファミリーでした。
ホストファミリーの家には同じ学校に通う別の留学生がいたのも心強かったです。

5週間は長いと思っていたけれど、終わってみればあっという間

最初の頃は「5週間は長いな」と感じることもありました。友達を作るのにも時間がかかりましたし、日本とは違う学校生活に慣れる必要もありました。

でも、友達ができて生活に慣れてくると、最後は「あっという間だった」と感じました。今回の留学では、英語力を伸ばすことだけではなく、いろいろな国の人と交流し、違う文化や考え方に触れることができました。
特に、移民文化であるニュージーランドには、世界からいろいろな人が集まっていることを学校生活の中で感じられたのは、とても面白かったです。学校中に活気がありました。

夜に行われたMusic Showcaseという生徒主導のイベントが非常に盛り上がっていて、滞在中に参加できたのはラッキーでした。

いろいろな人と交流したい人にはぴったりの学校

グレンフィールド・カレッジは、静かな環境で勉強だけに集中したいというより、いろいろな国の生徒と関わりながら、現地の学校生活そのものを経験してみたい人に向いていると思います。

学校にはさまざまなタイプの生徒がいるので、日本の学校とはかなり雰囲気が違います。だからこそ、自分から話しかけたり、新しいことに思い切って挑戦したりできる人には、とても面白い環境だと思います。いろいろな国の友達とワイワイ過ごしながら英語を使い、文化の違いを体験したい人にはぴったりの学校です。

僕自身も、最初は友達づくりに苦労しましたが、最後には中国人をはじめさまざまな国の友達ができました。
英語だけでなく、自分の中国語が人とのつながりを作るきっかけになることにも気づきました。

新しい環境に飛び込んだからこそ、自分の得意なことや、自分から行動することの大切さを知ることができた5週間でした。

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