地域紹介

St Dominic’s Catholic College（セント・ドミニクス・カレッジ）は、ニュージーランド最大の都市、オークランドの西部、穏やかな住宅街が広がるヘンダーソン地区に位置しています。オークランド中心部から車で約25分ほどの距離にあり、都市の利便性と落ち着いた生活環境の両方を兼ね備えた理想的なロケーションです。

学校の周囲には、Hamilton ParkやParrs Parkなどの緑豊かな公園が点在し、通学路からも自然の美しさを感じることができます。住宅地の中にあるため静かで安全、ホストファミリーの多くも近隣に住んでおり、留学生にとっても安心して生活できる地域です。

ヘンダーソン地区には、ショッピングモールやカフェ、図書館、映画館なども揃っており、日常生活に必要な施設がすべて徒歩圏またはバスでアクセス可能。週末には近くのワイタケレ山地やピハ・ビーチへのお出かけも楽しめます。都市と自然の両方が身近にあるこのエリアは、「暮らしながら学ぶ留学」に最適な環境です。

St Dominic’s Catholic Collegeとはどんな学校？

St Dominic’s Catholic Collegeは、1952年に創立されたカトリック系の女子校です。Year 7からYear 13まで（日本の中学1年生〜高校3年生）の生徒が在籍し、
全校生徒は約860名、そのうちおよそ40名が留学生として学んでいます。「Veritas（真理）」を校訓とし、知性・信仰・思いやりを兼ね備えた女性の育成を目指しています。近隣のリストンカレッジ（男子校）と姉妹校提携。

この学校は、ニュージーランド教育省認可のState Integrated School（準公立）として運営されており、公立教育の基準を満たしつつ、カトリックの価値観を教育の根幹に据えています。日々の授業に加えて、礼拝やボランティア活動を通じて「他者を思いやり、社会に貢献できる人」を育てることを大切にしています。

学習面では、**ニュージーランドの国家資格制度 NCEA（National Certificate of Educational Achievement）**に対応し、英語・数学・理科・社会などの主要科目のほか、美術、音楽、デザイン、ドラマ、ビジネス、ホスピタリティ、テクノロジーなど、生徒の個性や将来の進路に合わせた多様な選択科目を提供しています。また、探究型学習やプレゼンテーションを重視した授業を通じて、自ら考え、表現する力を養う教育が行われています。

さらに、リーダーシップ教育とキャリアサポートにも力を入れており、Prefect制度や地域奉仕活動を通じて責任感を育て、進路指導カウンセラーが一人ひとりの将来設計を丁寧にサポートします。多くの卒業生がオークランド大学など国内外の大学に進学しており、学力だけでなく人間的にも成長できる学校として高い信頼を得ています。

St Dominic’s Catholic Collegeは、穏やかな環境の中で「信仰・知識・友情」を育む、オークランド西部を代表する女子教育の名門校です。