ダニーデンはイギリス・スコットランドからの移民によって作られた街で、現在も当時の石造りの建物が街中に多く残っています。スコットランドからの移民が多く、「南のエディンバラ」と呼ばれるほどスコットランド文化が根付いています。街中の建物もスコットランド様式のものが多い。

ダニーデンはクライストチャーチに次ぐ南島第二の都市で、国内最古の大学であるオタゴ大学がある学生の街でもあります。「City of Educaton-教育の街」として知られており、若者が作り出すモダンな文化も併せ持っています。

カイコライ・バレー・カレッジ(KVC)は、1958年に創立され、7〜13年生の男女が在籍する共学校です。ダニーデンの西側にある美しい公園のような環境(10ヘクタール)に学校はあります。都市部の学校では珍しく、カイコライバレーカレッジでは10歳から18歳(7年生から13年生)までの一貫教育を行っています。

KVCの特徴は、独自の都市型農園を持ち、幅広いカリキュラムに沿った学習機会を提供していることです。また、KVCはEnviroschoolとして、自分たちの環境だけでなく、街の他の地域の環境にも配慮しています。環境問題に興味のある学生にとっても多くの学びを提供してくれる学校です。

養蜂経験、養鶏、土壌づくり、りんごの栽培などこの学校ならではの経験ができます。数学や理科系科目、美術などの教科とリンクさせながら、教室外の農園で授業を行うことがあり、生きた経験を勉強に応用する工夫をしています。

ESOLの授業は週に8時間、10人以下の少人数クラスで行われ、能力・レベルに応じてグループ分けされています。経験豊富な教師が担当するため、短期間で英語力を伸ばすことができ、留学生に高い評価を得ています。また、ESOL教室の他に留学生専用のキッチン付きの教室2室があり、在校生との交流スペースとして利用されます。

日本語が話せるスタッフがいるので安心です。また、最近のニュージーランドでは珍しく、日本語の授業があるので、親日家の生徒が多く、友達をつくりやすい環境です。柔道部もあります。