モツゥエカ・ハイスクールは、南島のネルソン空港から約45分の場所にあります。タスマン湾/テ・タイ・オ・アオレの西岸、モトゥエカ川河口に近い町モトゥエカにあり、周辺地区にはリンゴ、梨、キウイフルーツの果樹園が多く、またホップなど様々な特殊作物の栽培も行われています。近隣のビーチは行楽客に人気があり、モトゥエカ周辺は年間日照時間が国内でもトップクラスです。

モトゥエカはエイベル・タスマン国立公園やカフランギ国立公園に最も近い町の一つとして、多くの観光ベンチャーの拠点となっており、ネルソン湖国立公園やその他のレクリエーション地域でもあります。モトゥエカの北にあるタカカヒル(Tākaka Hill)地区のハーウッズホール(Harwoods Hole)を含む広大な鍾乳洞は、洞窟探検家やロッククライマーを惹きつけています。シーカヤック、トランピング、キャニオニングは、毎年何千人もの観光客を魅了しています。

1955年に創立されたモツゥエカ・ハイスクールは、9年生から13年生までの男女700人が在籍する公立の共学校です。

ドイツ、スイス、ノルウェー、オーストリアなどヨーロッパ圏からの留学生が多く、アジア系の留学生が少ないです。自然環境に魅せられ、この学校でのアウトドア教育を楽しみに来る留学生が多いようです。アウトドアマーク認定を受けた国家資格のあるアウトドア教育のインストラクターが担当するため、安全に参加できます。留学生やキウイの生徒と共に週に4回授業が行われ、カヤックやブッシュウォーキング、洞窟探検、ロッククライミングなど様々なアクティビティ体験をしていきます。将来、観光業やカヤックガイドなど、様々な方面で活躍している卒業生がいます。

地元にはリクリエーションセンターがあり、ロッククライミングやバドミントン、バスケットボールに参加することができたり、スキーが好きな生徒はトーナメントに参加するチャンスがあります。陸上競技アカデミーは国内外から高い評価を受けている他、音楽、ダンス、アートパフォーマンスのプログラムも人気があります。