留学カウンセラー BeyondVision

COLUMN

【高校留学体験談】英語の成績がヤバかった私が高1で海外留学を決意した

日本の高校ではなく、海外留学をしたいと言った時、親はびっくりしていた。でも私の人生、私が決めたいと思った。アメリカでの学校生活は楽しいです。

私にとって高校留学は、一言でいえば「なんとかなる!」です。英語は決して得意ではなかったし、大変なこともたくさん経験しましたが、全部なんとかなりました。

でもすべてが、私1人でがんばったわけではありません。いつだって、手を差し伸べてくれる誰かに助けられて今までやってこれました。寮には同じ境遇の留学生がいるし、日本には私を愛してくれる家族がいる。私はいろんな人に支えられているから、留学生活ができているんだと実感しています。

高校留学を決意したのは高1のとき

私がアメリカ留学を決意したのは、実は日本の高校に入学してからです。最初は医者を目指して受験して日本の進学校に入ったのですが、途中で夢が変わり、他のことにも挑戦したくなりました。そうなると、大学受験のためだけに勉強する日本の学校教育に違和感を持つようになりました。

「文系とか理系とかって、今決めなきゃいけないの?私は色々学びたい!」

そう考えたときに、私は日本から飛び出て海外へ行こうと思いました。もちろん親は最初、ビックリしていましたよ。

「せっかく入学したのにもったいないよ!」
「大学からでもいいんじゃない?」

と説得されました。その考えも分かるし、最初はそうしようかとも思いました。
でも、この気持ちのまま日本の高校で勉強を続けることも、やはり気持ちが追いつかず難しくて。何より私は「今」行きたかった!自分の気持ちを正直に話したら、親はとくに反対しませんでした。私の夢を応援してくれて、高校留学を叶えてくれました。

アメリカの高校の良いところ

日本の高校とアメリカの高校は違うところがたくさんあるけど、私が思うアメリカの高校の良いところをいくつか紹介します。

まずは「自分で科目を選べる」ことです。私が日本を出て留学したいと思ったきっかけの一つでもあります。アメリカは日本の高校のように理系や文系などに進路を分けていません。必修科目もありますが、ボーディングスクールでは豊富な科目の中から、自分で自由に学びたいものを選べます。私は「陶芸」の授業を選択しましたが、とても楽しかったですよ!

みんな同じ境遇だから友達は自然に作れるよ

留学先ではみんな入学したての同じ1年生。最初は不安もあったけど、みんな友達を作って仲良くなりたいと考えているので、友達作りには苦労しませんでした。大切なことは2つ。

「笑顔でいること」
「ありのままの自分でいること」

そうやって自分らしく過ごしていたら、自然と似たような子たちが集まってきます。ほかにも、趣味など自分の好きなことに夢中になって頑張っていれば、同じような趣味をもった子たちとも仲良くなれましたよ。

英語力はヤバかったけど、実はそんなに困ってない

普段から海外旅行をする家族ではなかったし、ネイティブの発音もそんなに知らなかったので、私は英語に全然自信がありませんでした。なので、英語の授業も最初はよく理解できませんでした。でも、やっていくうちに少しずつ分かるようになります。全部は理解できなくても、ポイントだけでも抑えられたら大丈夫!
あとは友達に助けてもらいながら、勉強をすすめました。とくに英語の勉強をしなきゃ!と思って、単語を覚えたりはしませんでした。友達や先生と話すのも英語だし、周りから聞こえてくるのも英語だし、英語が話せないと生活できない状況です。そんな状況になったら、嫌でも英語は覚えるし自然と身につきます。

色々あったネガティブ体験

キラキラしているように見える留学生活ですが、やっぱり大変なこともたくさんありました。私がホームシックになった辛い体験を2つ紹介します。

サマーキャンプで頭がいっぱいいっぱいに…

留学が始まってすぐに、みんなと仲良くなるためのサマーキャンプがありました。みんなでワイワイ楽しく過ごすものだと思っていたら大間違い!休む時間もなく次から次にタスクが湧いてくる、とてもキツいスケジュールだったのです!慣れない環境、言葉の壁、もう色々なことが重なって頭がパンクしそうになり自然と涙がこぼれてしまいました。日本に帰りたいなぁという気持ちが初めてよぎった瞬間でした。

女子の交友関係にヒビが入ってしまって辛い状況に…

海外って人間関係もサッパリしてると思いませんか?10代女子の独特な交友関係は、どこの国も同じみたいです。仲良くしていたアメリカ人の友達がいたのですが、その子と共通の友達との面倒ないざこざに巻き込まれてしまいました。同じ世代なら分かってくれると思いますが、女子の交友関係のヒビはなかなか深くてしんどいもの。心がズシンと重くなる日が続き、家族に電話して声を聞いたら、また日本に帰りたくなりました。

どちらの問題も、現地のサポーターや家族や友達が助けてくれたおかげで、私は元気を取り戻して、何とかまた前を向くことができました。壁を乗り越えるたびに強くなったと自覚しています。それ以降、ホームシックになったことはありません。

今の自分は昔に比べてポジティブ

留学前の私は、日本の学校でも進路に悩み、周りに合わせてみたりして、心も決していい状態ではなくネガティブでした。でも、日本に帰国して友達にあうと必ず

「明るくなったね」
「すごく変わったね」

と言ってくれます。それはきっと、海外で「なんとかなる」経験をたくさん積んできたからだと思います。この「なんとかなる」経験は、あなどれないですよ。積めば積むほど自分に自信がつき、多少のことではへこたれなくなりました。

「まぁなんとかなるし、大丈夫っしょ!」

と思う気持ちは、決して浅はかな考えではなく、むしろ図太く根付いた自分のゆるぎない心です。

アメリカの大学に進学したい

高校を卒業したら、そのままアメリカの大学に進学しようと考えています。
将来の方向性が見え始めてきたので、今はそれが叶う大学をリサーチしています。アメリカの大学は日本のように入学試験はありません。半分以上は高校の内申点が考慮されます。ボランティア活動や課外活動も評価されるので、自分が専攻したい内容の活動に参加して経験を積んでおくのは大事ですよ。あと合否を大きく決めるのはエッセイです。エッセイはいきなり書くのは難しいので、高校でエッセイの授業を選択して学ぼうと考えています。

1人で留学してるわけじゃない!なんとかなるよ!

もし今、高校留学したいけど色々と不安に思っている方がいたら

「大丈夫!なんとかなるよ!」

と伝えたいです。思い返せば、実際に大変なことも色々ありました。でも、その度に「友達」「家族」「日本や現地のサポーターさん」など、必ず誰かが手を差し伸べてくれて助けてくれるんです。最初は分からなかったけど、意外と自分は守られた環境で留学してるんだなと感じます。

「私は1人で留学してるわけじゃないんだ!」

そう思うようになり、心が軽くなって何でも挑戦できる自信もつきました。困ったことがあったら、1人で解決しようとしないでください。人を頼ることは恥ずかしいことじゃないし、むしろとても大切です。自分は1人じゃないと信じて周りを頼れば、ほとんどの問題はなんとかなる!そうやって自信が付いたら、高校留学は本当に楽しいです!思い切って羽ばたいてください!

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