留学カウンセラー BeyondVision

COLUMN

【サマースクール体験談】世界中に友達ができたことが一番の宝物!何でも挑戦する心が生まれた

St. Edmunds School / イギリス / 3週間/ 中3/ 14歳

様々な国籍の友達ができた

私はイギリスで3週間のサマースクールに参加しました。サマースクールに参加しなければ知り合えなかった様々な国籍の人と友達になれて嬉しかったです。

サマースクールでは中国人が一番多かったけど、他にもドイツ、フランス、セルビア、アメリカ、ブルガリア、イタリア、マカオなど世界各国から生徒が集まっていました。帰国した今でもインスタやWhatsappを通じて連絡を取り合っています。

私が感じるイギリスの好きなところ

街並みがとてもきれいなところが好きです。ロンドンやケンブリッジなどを観光しましたが、建物1つ1つが本当に言葉に表せられないほど立派!古めかしさも感じるんだけど、現代的なおしゃれさもありました。ハリーポッターのロケ地も巡りましたが、本当に絵本の世界にいるような感覚でした。

イギリスの夏は日が長くて、夜の21時近くでも外が明るかったので、夕飯後にさらにナイトアクティビティの時間がありました。おかげで毎日、寝るまで、忙しくしていました。

生徒の声から生まれた寮での夜食

寮の先生は生徒の意見によく耳を傾けてくれる人でした。寮では定期的にミーティングがあります。
そこで、寮の夕食は18時からと早いので「夜にお腹が空いてしまう」と意見した人がいました。そしたら何と、夜食を用意してくれることになったんです!日本だったら「そんなの我慢しなさい!」で終わってしまいそうな意見なのに。寮の先生は、生徒の声をちゃんと聞き入れて対応して、寮生活を快適にしようと考えてくれたのが嬉しかったです。
ルールは大人が作って子どもが従うものではなく、自分たちが声をあげれば変えられるのだと知りました。

部屋変わって!ルームメイト事件

友達に恵まれたと言いましたが、実は留学の初日早々に強烈な人種差別を受けました(笑)長旅を終えてようやくベッドで眠りについた真夜中、突然起こされて「Room change OK?(部屋変わってくれない?)」と言われました。

「え、どういうこと?なんで部屋変わらないといけないの?」

と思いましたが、あまりの主張や圧の強さが怖かったので、流されるまま私が部屋を変えることになりました。結局最後までもとの部屋に戻ることがないまま、日本人同士の部屋で生活しました。ルームチェンジを要求してきた子はセルビア人だったんですが「日本人は嫌い」と悪口を言っていて、先生に怒られていました。

帰国前日に夜中までパーテイー!帰りたくなくて泣いてしまった

今回の留学では、多くの友達と出会えたのが私の中では本当に宝物でした。帰国前日のパーティーでは、みんなとお別れするのが本当に寂しくて、帰りたくなくて、わんわん泣いてしまいました。パーティーでは先生が思い出のムービーを流してくれました。そのムービーが本当に嬉しくて嬉しくて、いろんな気持ちが溢れてまた泣いてしまいました。

パーティーは夜中まで続き、夜はみんなディスコ用の服に着替えて踊りました。異国で文化も価値観も違うはずなのに、こんなに気の合う仲間と出会えるなんて思ってもみませんでした。寮の規則がそれほど厳しくなかったので、その分濃密な友達付き合いができたことも良かったです。毎日修学旅行をしているようなノリで、本当に楽しい日々でした。

学校は自然豊かできれいだった

私が滞在した学校は郊外で森に囲まれた自然豊かな場所でした。校舎はとてもきれいだったのですが、広すぎて迷子に…(笑)寮と隣同士だったのに、あまりに広くて移動が大変なほどでした。学校の教室には生徒が描いた絵や制作物が飾ってありました。それを見るだけでも、授業の楽しさが伝わりました。

魔法をテーマにした授業が楽しかった

思い出に残っている授業は「もし魔法の薬が作れたら?」というテーマで、自分の作りたい薬とその理由や目的などを発表するものです。ハリーポッター博物館に行く前に行った授業で、先生が「魔法」をテーマに入れてくれました。

他にも、レゴランドへ行く前には「自分が行きたい場所」について発表しました。常に授業に関連性を持たせて、生徒のやる気や好奇心を上げてくれるように工夫してくれました。

週を追うごとにどんどん伸びた英語力

イギリスに来てすぐに授業が始まったけど、1週目は先生が何を言っているのか全然分かりませんでした。2週目に相手が何を言っているのかわかるようになり、3週目に自分の言いたいことが言えるようになりました。週を追うごとにヒアリング力が上がった感じですね!

6週間留学をする友達がいたのですが、1週目に一番下のクラスにいたのが、6週目には一番上のクラスに上がっていました。

日本とは違い、イギリスでは気軽に何でも質問できるし、椅子にじっと座ってなくてもいいんです。楽しく受けられる環境だったから、意欲的に受けられました。間違ってもいい雰囲気もあって発言しやすかったから、スピーキング力も自然と上がりました。

単語や構文を必死に覚えるような勉強しか知らなかったけど、英語力って自分次第でこんな短期間で成長するものなんだと知りました。

ホームシックにもなったけど、楽しかった寮生活

交友関係が一段と深まった寮生活ですが、実は最初「こんな環境でやっていけない!」とホームシックになっていたんです。日本の慣れた温かい環境と家族が恋しくなってしまって。それに、寮のシャワーは水圧が弱く、自然が多かったからか虫もよく入ってきて、それも最初は嫌でした。虫に関しては、夜中にほうきとちりとりを持って格闘した思い出もあります(笑)結局、シャワーも虫も徐々に慣れて、そこまで気にならなくなりました。

学校の1階に売店があって、お菓子を買っては毎日寮でお菓子パーティーをしていました。1週目は日本人だけ、2週目から外国人の友達が参加し出して、どんどん交流が広がっていって楽しかったです。

スポーツを通して挑戦する心が生まれた

日本にいた頃はスポーツが面倒で、あまり積極的にやってきませんでした。イギリスではアクティビティでダンスやテニス、水泳やサッカーも経験しました。とくにサッカーはイギリスでもメジャーなスポーツだったので、友達と参加してすごく楽しかったです。

積極的にスポーツに打ち込んでいくうちに「次はこうしたい!」と前向きに考える自分がいました。すると次第に、スポーツだけでなく「他のことにも何でも挑戦したい!」と思うようになりました。
親からも「なんか変わったね!」と言ってもらえて嬉しかったです。

色々あったけど、今はすべてが楽しい思い出

ルームメイト事件や虫との格闘など、サマースクールでは大変な経験もいっぱいありました。でも、それ以上にサマースクールでは楽しいことの方が多かったです。留学先で出会った世界中の子たちと友達になれたのは本当に嬉しかった。

他にもイギリスの文化に触れたり、スポーツの楽しさを知ったり、日本では絶対にできない経験がたくさんできました。辛かった事も楽しかった事も、今ではぜーんぶいい思い出です。イギリスが気に入ったので、また来年行きたいです!

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