サマースクールへの参加は、お母さんに「行ってみない？」と言われたのがきっかけでした。
ホームシックで寂しくなったり、キャンプがとても楽しかったり、ピザのサイズに驚いたりしたけど、とても充実した４週間でした

1人で海外へ行くのはもちろん初めて。お母さんも私も緊張して、本当にちゃんと行けるのか当日まで不安でした。
お母さんが空港で私と同じように留学する子を見つけて声をかけてくれて、その子と一緒に行くことができたのでとても心強かったです。

空港に着くと、アメリカの担当者さんが笑顔で待っていてくれました。緊張が解けたのか、学校まで行く車の中で寝てしまいました。

私が参加したサマースクールはアメリカのメイン州という場所で、いわゆる田舎でした。私も日本の郊外に住んでいるので、穏やかな雰囲気には親近感が沸きました。野生のリスもいっぱいいて可愛かったです。

近くにスーパーがあって、食品から洋服まで何でも揃っているので便利でした。日本からわざわざ全部持っていかなくても、せっかくアメリカに来たんだから、アメリカっぽい文房具や洋服を現地で揃えるのも楽しいと思います。現金とカードがあれば大抵の生活はできるので、田舎であることの不便さは感じませんでした。アメリカは治安が悪いと思って慎重になっていたけど、メイン州は安全で生活しやすかったです。

滞在中は学校でのアクティビティや寮のイベントなど、色々なことを経験しました。山へキャンプに行ったときは、命綱を付けて木の上からジャンプ！木に登るのが怖かったけど、すごく楽しかったです。日本じゃ危険だ！って言われて禁止されそう…

他にも、夜にカラオケをしました。私は恥ずかしくて歌わなかったけど、夜遊びしてるみたいで楽しかったです。

あと、キャンプファイヤーは４回くらいしました。単純計算で週１⁉️
やりすぎですね(笑)でも、夜に屋外でみんなで遊んだのは本当にいい思い出でした。

英語の発音や言い回しを、現地の言葉を真似てよく使っていました。例えば、日本では習わないけど、アメリカではみんな「going to」を「gonna」って略して使っていました。私も真似してアメリカっぽく言ってみたりして、それが伝わるとすごく嬉しかったです。

他にも、英語でディベートしたときに「disagree」という言葉を初めて知りました。単語をメモして、実際に自分もディベートで使ってみることで、使い方を覚えて習得していきました。

自分が話す英語がちゃんと相手に伝わって理解してくれたときは、とても感動しました！英語が伝わるって本当に嬉しい！

日本人の友達の存在は、とても心強かったです。ホームシックになるときもあったので、同じ境遇で励まし合える日本の友達は、私の大事な心のより所になっていました。でも、せっかく英語を学びにアメリカに来たんだから、日本人同士でも英語で会話するように心がけていました。

日本の友達とは心に残る思い出があります。先に帰国してしまった友達がいたのですが、お別れのときに風邪を引いてしまい、さよならが言えなかったんです。でも、部屋に戻ってみるとベッドの下にいっぱいお菓子を用意してくれていて、とても嬉しい気持ちになりました。その友達とは、今でもLINEで繋がって仲良くしています。

私は来年受験生になるのでサマースクールへは参加できませんが、再来年また参加できるように英語をずっと頑張っていきます。