留学カウンセラー BeyondVision

COLUMN

【保護者体験談】幼少の頃から考えてきた息子の留学計画

家族のシンガポール転勤を機に息子はマレーシアで一人寮生活へ

タイミングを逃したくなかった

私も主人も共に学生時代に海外生活経験があったので、いずれ息子にも同じ経験をさせたいとずっと思っていました。タイミングはいつが良いのか考えていたのですが、ちょうど小学校高学年時に海外で寮生活を始めた同級生が何人かいて、学校を転校していきました。その時から息子自身も「寮生活」「海外」というものに漠然とした興味を持ち始めたようでした。だからといって、それに備えて英語を一生懸命勉強し始めたわけではないのですが、そういう道もあるのかと意識を始めた時期でした。

私たちは息子が興味を持ちだしたこのタイミングを逃すべきではないと思い、小6の2学期頃から、中1夏に留学することを視野に入れ、家族で計画を練り始めました。

留学先をマレーシアに決めた理由

「私も仕事を海外に移し、息子は海外のインターナショナルスクールに留学する」というのが当初描いていた我が家の留学の形でした。行先はシンガポールを念頭に置いていました。

幸いシンガポールに仕事の拠点を置くことが決まったため、当初は日本人駐在員子弟が多く通うインターナショナルスクールを候補にしていました。息子の英語力を考えると、レベルの高い英語力が入学基準のシンガポールでは、通えるミドルスクール(中学校)の選択肢があまりありませんでした。
しかし・・・

「日本人子弟が多くいる学校に通うと日本語で話す機会が多くなるのではないか」
「2年間という限られた期間で、国際経験・語学力をどのぐらい積めるのか?」
と悩みました。

そんな時にBeyond Visionの山田さんにそういった背景を相談させて頂き、シンガポールから40分くらいで行けるマレーシアのジョホールバルのボーディングスクールという選択肢が挙がってきました。
「親御さんはシンガポールで平日仕事をして、息子さんは学校の寮で勉強。週末には親御さんのいるシンガポールに戻って生活をするということが可能ですよ」

幸い息子も元々、寮生活に対する関心が強かったので、そこから一気にマレーシアを留学先にすることが決まりました。
留学を検討し情報収集し始めた当初から、ジョホールバルのボーディングスクールには教育熱心なご家族が多く集まってきていることを知ってはいたのですが、国をまたいで2つの国でそれぞれ生活をするという選択肢があることを山田さんに教えていただいたことに感謝しています。

海外だからこそ得られる力

日本の学校に通っていると、すぐにやってくる定期試験に追われる日々で、何のために学んでいるのかを見失うことが多くあります。10代前半の真綿のような感性を持つこの時期だからこそ、多くの人種・考え方に触れ、そこでしか吸収出来ない体験が出来ることが留学の最大の魅力かと思います。

また住み慣れた日本というcomfort zoneを離れ、海外で不自由・不便な生活をすることで、問題解決能力も養われると思います。ですから、これから寮生活が始まっていろんなことが起きると思うのですが、海外だからこそ経験できる試練というか、体験を通して成長してくれたらと願っています。

語学力というより社会に出て役立つスキル

語学力よりはむしろ(もちろん語学力もつけてもらいたいですが)、幅広い視野と自己表現力を身につけてもらいたいです。今は翻訳機の発達もありますし、語学はこれから先どうにでもなりますが、様々な人種・宗教によって物の見方が異なり、正解は一つではないこと、またそれらの人々に自分を認めてもらうためには、どのように自己を表現すれば良いかを会得してもらいたいと思っています。親切な日本とは異なり、外国では自分からアプローチ・アピールしなくては取り残されるので、積極的に自分から関わっていく力を養ってもらいたいです。これは社会人になってからも非常に役立つスキルだと親自身の過去の体験からも感じています。

見守る姿勢が大事

まずはホッとしています笑。ここまで来るのに紆余曲折があり過ぎたので、本当にひと安心して安眠出来ています。入寮してから3日後に寮長さんから「寮のwelcome partyに息子さんが出席していなかった」と連絡があり、寮に適応していないのでは?と心配になり、さっそっく胸を痛めておりました。後日息子に会ってそれとなく聞いたところ「あ、時間と場所の説明がうまく理解出来なくて部屋に居たら終わっていた」とあっけらかんと言っており、拍子抜けしました。

私たちの息子は、よく言えば肝が据わっていて順応力がある、悪く言えば鈍感(?)なので、親が心配するほど細かいことを気に留めておらず、既に寮生活も楽しんでいるようです。

今後は心配してあれこれ聞き過ぎず、基本的に「見守る」姿勢をモットーにどんと構えていようと思っています。

やらない後悔よりやって失敗した後悔の方がいい。

色々綿密に計画をしても、計画通りにいかないことは沢山あります。むしろ計画通りにいかないことの方が多いでしょう。ですので、多少見切り発車でもいいので、えいやっと一歩踏み出すことも大事かと思います。「行動しなくては何も始まらない」ということが、今回の移住・留学で一番感じたことです。そして俗に言われているように、やらない後悔よりも、やって失敗した後悔の方が、得るものが大きいと思います。

Beyond Visionのサポートはいかがでしたか。

山田さんご自身に留学経験がおありになり、かつ母親として子供を留学させた経験がおありなので、業務を超えて親身になって相談に乗って下さったことが有難かったです。途中、心が折れそうな時もありましたが、精神的なサポートもして下さり、何とか乗り切れました。大手の留学斡旋業者さんだとこうはいかなかったのではと思っています。

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